カラーコーディネート講座 開催レポート特集!!

「『スーツ=黒』って正解なの?」「パーソナルカラー」を活かしたスーツカラー選び

カラーコーディネート講座 ご自分の色味を知り、メイク道具のチェックも終わったところで、今度は
気になるファッションチェックに移ります。もちろん、ファッションと言っても
面接ファッションなので、オシャレが目的ではありません!あくまでも「良識あるビジネスパーソン」であることを演出するためのスタイルを目指します。
 そこで、 洋服チェックの前に、 身だしなみの基本チェックリストをもとに、面接で見られるポイントを解説して下さいました。 着丈のチェックやアクセサリー・メイク・香水などの細かなところまで、振り返る時間をたっぷり取ってチェックします。
 「今できていなくてもいいので、正直にチェックして下さいね」とmikiさん。そう、今どこまでできていて、どこを強化していけばいいのか、自分の傾向と対策を行うことも大事ですよね☆

 ひと通り身だしなみのチェックが終わると、いよいよ服装のカラーチェックに入ります。やはりベースはスーツなのですが、「黒スーツに白シャツ」 というリクルートスタイルではフレッシュマンと同じですよね。そこで、ハケンの面接でキメるにはどうすればいいのか、mikiさんが教えて下さいました☆
 「 黒という色は、実は相手に威圧感を与えかねないので、あまりお勧め
できません。むしろ、『黒っぽく見える色』というイメージがいいかも知れま
せんね」とのお言葉に、一同ギクリ!実は今回、ほとんどの方が黒スーツで来られていました。やはり何となく 「黒=フォーマル」 と思っていた方も
多いのでは?でも、フォーマルさを損なわない色使いというものがちゃんと存在するんだそうです。

 例えば、ブルーベースの方にはグレーや濃紺がおすすめ!ストライプが入れば、なおシャープなイメージも演出できます。でも、同じくイエローベースの方にも濃紺やグレーなどの色が合うかと言えば、もちろんNO!やはり茶ベースのスーツがフィットします。 「茶色」 というと抵抗のある方もいらっしゃるかも知れませんが、こちらもあまり構えすぎず、 「茶色っぽさのある濃いめの色」という風に、気軽に考えればOK!
 また、色には面積効果があり、色の占める割合によって、与える印象が異なってきます。そのため、スーツだと面積が多い分、深い色味が強い状態になってしまうので、インナーにはカラーパターンの中でも薄い色を合わせてあげると、明るい色もきちんと着こなせて、スーツの堅苦しさを取り除けますよ♪
顔のパターンに合わせたメイクテクで自分らしさも倍増♪

カラーコーディネート講座  ここまで、より自分の持っている魅力を引き出す方法を学んできましたが、最後に、「錯視」を利用したメイクテクニックも伝授して下さいました!
 「錯視」は字の通り、目の錯覚のこと。色の視覚効果を利用したテクニックを身につければ、さらにステキな自分を演出することもできちゃいます☆
 まず第一声は「面接では、色味をなるべく使わないことをおすすめします」とmikiさん。

 「 色味を押さえる代わりに、面接メイクでこだわりたいのは血色の良さやナチュラルさなんです。だから厚塗りは厳禁ですよ!『いかに肌を作るか』
ということを追求していくので、コントロールカラーを上手に使ってポイントをカバーし、ファンデーションはあくまでも薄く、1枚ベールをかぶせるような
イメージで使いましょう。
 また、『シェーディング』と言って、暗めの色を使って影を作ることで、丸顔さんも面長さんもフェイスラインを調整できますよ。また、リップに関しては、口角を必ず作りましょう。少し上げめに見せることでしっかりとした印象にしつつ、リップカラーでは自然な仕上がりを意識して下さい」
 これまで何気なくしていたメイクも、「色を活かす」という観点から見直してみると、もっともっと楽しくなりそうですね♪

最後に、mikiさんからのアドバイス